ブレーカー落とすアクト

ライブをしていていくつかやってみたいことというものがある。そのうちの1つが音量でブレーカーを落とすこと。

 

THIS IS JAPAN及びスーパーキウイは大学の軽音楽サークルのOB/OGで構成されている。

そのサークルでは学園祭のとき大学の教室を借りてライブを行う。普段身内で地下室に篭っている我々にとってほぼ唯一日の目を見るのが学園祭なのだ。

 

教室になんだかよくわからない頑丈な木を組み立ててステージをつくる。DIY。そのステージでのライブが毎年楽しみだった。ちなみに小山は学園祭班だった。僕は会長だ。めちゃくちゃ偉いのだ。

 

そんなDIY満載の学園祭で特別ヒーローになれる瞬間がある。爆音でブレーカーを落とすことだ。細かい理屈は抜きにして大きな音を出すとブレーカーは落ちる。もちろん教室だからライブハウスと比べて電力の容量も少ないからそもそも落ちやすいのだが、ちょっとやそっとでは落ちない。イースタンユースでも落ちなかった。スリーピースだからか。

 

今はモノラルミニプラグというタイ音楽バンドをやっている大学の同期がいる(ファズが好きでそのファズ講座は面白かった)のだが、そいつは毎年のようにブレーカーを落としていた。次ブレーカー落としたら中止にさせますよとなんだか体制側(実行委員)が言ってきても落とす。かっこいい。

 

結局在学中自身ではブレーカーを落とすことなくただただ憧れとなったその行為。今年の冬のベイキャンプで無事大願成就するとは。(ご迷惑おかけしました!)

 

そんな冬のベイキャンプから1年、再びベイキャンプ、クラブチッタでのライブです。おそらく対策されているであろうブレーカーとの2度目の対決。楽しみでしょうがないね。

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